●美しいデザインが「よいチラシ」ではない。
グラビア雑誌から抜け出たような、美しいデザインのチラシ広告を目にしますが、どんなにお金をかけた優れたデザインでも、目を止めてもらえるのはわずかコンマ○秒。それで注意を引くことができなければ捨てられてしまいます。
ところが、数十枚ものカラー刷りチラシの中では、案外、手書きの泥臭いようなチラシが目を引いたりすることもあります。
●訴えたいことより、求められていることを。
御社が提供する商品またはサービスに関心のある人は、低価格/商品のクオリティ/利便性/企業理念…などの要素のうち、なにを最も知りたがっているでしょう。
こちらが訴えたいことよりも、消費者に求められていることをしっかり伝える、そんなチラシであるべきでしょう。
●ポスティングと新聞折込広告は違う。
新聞折込広告では、他の数十枚の広告の中で目に止まるものであることが大切ですが、ポスティングの場合、単独でポストに投函されることからくる別の工夫が求められます。
ひとつ間違えると「ポストを汚すゴミ」ぐらいにしか見てもらえず、まるめて即ゴミ箱行きになります。
そこで、封筒に入れる、割引券をつける、サンプル商品をつける、などのさまざまな工夫を施すことになります。
思い付くままに列記しましたが、効率良く、大きな反応の得られる広告を作るには、コピーやデザインの専門家がいつも優れているとは限りません。
チラシ製作におきましても、どうぞ、わたしどもの長年の経験を役立ててください。
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